フィリピンの学校制度（義務教育）

昨日はセブの入学時期について記事を書きましたが今日は学校制度についてです。

フィリピンでは「K12」という言葉を良く聞くのですが、これはKinder〜Grade12を指しています。Kinderは日本でいうところの幼稚園年長、Grade12は高校3年生。この13年間がフィリピンの義務教育です。日本は9年間なので、それより4年も長いですね。

フィリピンの学校は幼稚園から高校まで同じ敷地内にあることが多く、学年もGrade1〜12と呼ぶので日本のように小学校・中学校・高校とはっきり分かれている感じがしないのですが、一応以下のようになっています。

Kinder：幼稚園 kindergarten

Grade1〜6：小学校 GradeSchool

Grade7〜10：中学校 JuniorHigh

Grade10〜11：高校 SeniorHigh

2年前に義務教育が2年追加されたため、このような呼び名になっています。それまでは16歳で大学入学、20歳で卒業していたので、学校の先生が20歳！でびっくりすることもありました。

義務教育は日本でいうところの幼稚園年長から始まりますが、インターナショナル / プライベートスクールでは日本と同じように3年ほど幼稚園に通うことも多いです。幼稚園までは午前か午後の半日、小学校からは朝から午後までの授業になります。入学の年齢もはっきり決まっているわけではなく、4〜5歳になったらkinderへの入学を考え始め、入学後に進級できず落第することもあるので、同じ学年でも年齢の違う子がいるのは珍しくありません。

セブ現地の学校へ留学をお考えの方はご参考になさってください。