インターナショナルスクールってどんな学校?
フィリピン・セブにはたくさんのプライベートスクールがあり、いくつかはインターナショナルスクールです。以前、このような記事を書きました。
日本にもインターナショナルスクールがあり、英語で教育が行われるので一般のプライベートスクールとの違いは明確ですが、ここフィリピンでは公立・私立ともに学校教育のほとんどが英語で行われます。ではプライベートスクールとインターナショナルスクールの違いは何でしょうか?
プライベートスクールとはその名の通り私立の学校で、インターナショナルスクールはプライベートスクールの一部です。実はインターナショナルスクールという言葉にはっきりした定義はなく、一般的には以下のような学校を指しています。
主に英語で授業が行われ、外国人児童生徒を対象とする教育施設
国際的な評価団体が認める教育施設
日本人はフィリピンでは外国人になるので、フィリピンでインターナショナルスクールといった場合は、日本人を含む外国人を積極的に受け入れ、国際的な評価団体から認定を受けている学校、ということになります。
日本では以下の団体が認定した学校で12年の課程を修了した18歳以上の者には、大学入学資格が認められます。
WASC(Western Association of Schools and Colleges、米国・西部学校大学協会)
CIS(Council of International Schools、英国・インターナショナルスクール会議)
ACSI(Association of Christian Schools International、キリスト教学校国際協会)
またこれとは別に外国の大学入学資格を保有していれば日本の大学入学資格が認められます。
GCEA(英国 General Certificate of Education Advanced Level)
バカロレア(仏 baccalauréat)
アビトゥア(独 Abitur)
IB(国際バカロレア、International Baccalaureate)
海外の高校を出て日本の大学に入ろうとする場合、通常は高認(高等学校卒業程度認定試験)が必要となりますが、それが不要、ということになります。
昨日、紹介したCISはこのうちIB、WASC、ACSIを保有しています。
これら以外にも認定団体やカリキュラムがあり、そういったものを導入している学校もインターナショナルスクールと呼ばれます。
インターナショナルスクールは外国人を積極的に受け入れているので、入学試験の英語レベルも比較的低めで、入学後も英語が苦手な生徒のための追加プログラムなどが準備されている場合も多いです。
フィリピンのインターナショナルスクールは8月が入学時期です。CEBU IVYでは現地学校への入学準備コースもあります。
学校見学などもできますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください。