フィリピンのクリスマス
もう12月も半ばになりクリスマスが近づいています。
先日お知らせしましたがクリスマスは祝日のためCEBU IVYは休校になります。国教がアジア唯一のカトリックであるフィリピンではクリスマスは1年中で一番大切にされる日です。
この国のクリスマスシーズンの始まりは9月。町や家が飾り付けられ、モールではクリスマスソングが流れ始めます。12月ともなれば、みんなそわそわし、学校や教会、地域などあちこちでクリスマスパーティーが開かれます。1軒1軒の家を回ってクリスマスキャロルを歌う子供たちの姿も見られます。
クリスマス前の9日間は教会での早朝ミサが始まります。すべてに出席すると願いが叶うと言われており、多くのフィリピン人がまだ暗いうちから教会に向かいます。24日のミサは深夜に始まり、それが終わるとクリスマスパーティーの準備。市場やモールには人があふれ街は大渋滞となります。それでもショッピングモールなどは早めに閉まり、翌25日はクリスマスのお祝い。それぞれの家庭でたくさんのご馳走を用意して普段は遠く離れている家族も集まり、心を込めて選んだプレゼントを交換します。
アメリカやヨーロッパとはまた違う、伝統的なフィリピンのクリスマスです。