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世界英語能力ランキング、さて日本は?!

スウェーデンで設立された世界最大級の語学学校「EF Education First」が主催する英語能力指数によるランキングが出ていましたので紹介します。昨年2017年のものです。

これは世界各国の人々を対象にする英語のテストでリーディングとリスニングのどちらも含まれています。毎年開催されていて昨年は7回目、80カ国、100万人以上がテストを受けました。

まずはTOP10

1. オランダ

2. スウェーデン

3. デンマーク

4. ノルウェー

5. シンガポール

6. フィンランド

7. ルクセンブルク

8. 南アフリカ

9. ドイツ

10. オーストリア

英語が第一言語の国はランキングから除外されているので、やはりヨーロッパ勢が占めています。ヨーロッパ以外ではシンガポール南アフリカがランクイン。ちなみに日本は37位でした。

シンガポールって英語じゃないの?と思われるかもしれませんが、シンガポールの母国語はマレー語です。シンガポール英語はシングリッシュと呼ばれることもありますが、2000年より「正しい英語を話す運動」キャンペーンはが始まり、年間を通してワークショップ、セミナー、コンテスト、プログラムを実施しているそうです。また国の予算でユーモアを使って成人に英語能力の向上を促すユニークなキャンペーンを何年も続けています。

南アフリカは今回初めての参加でした。白人が多いイメージがありましたが、調べてみると10%未満で多くはアフリカーンス語を母国語としているそうです。ただし英語は公用語となっており、2017年からは大学教育では英語を使うようになりました。

このテストでは英語のレベルを次の5つに分けています。

非常に高い
・社会生活の場面で正しい意味合いを持たせた適切な言語を使用できる
・高度な文章を簡単に読むことができる
・英語のネイティブスピーカーと契約交渉ができる

高い
・職場でプレゼンを行っている
・テレビ番組を理解できる
・新聞を読む

標準
・専門分野における会議に参加している
・歌の歌詞を理解することができる
・熟知した内容についてプロフェッショナルなメールを書くことができる
低い
・観光客として英語を話す国を旅することができる
・同僚とちょっとした会話ができる
・同僚からの簡単なメールを理解することができる

非常に低い
・簡単な自己紹介(名前、年齢、出身国)ができる
・簡単な合図を理解できる
・海外からの訪問者に基本的な指示をすることができる

世界の「標準」レベルはこんなに高いのか!という感じですが、TOP8の南アフリカまでは「非常に高い」となり、TOP9以降は「高い」でした。

では次にこれを踏まえたアジアランキングです。

5.シンガポール(非常に高い)

13.マレーシア(高い)

15.フィリピン(高い)

27.インド(標準的)

29.香港(標準的)

30.韓国(標準的)

34.ベトナム(低い)

36.中国(低い)

37.日本(低い)

39.インドネシア(低い)

以下略

 

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日本は5回目まで「標準的」だったのですが第6回目で「低い」になってしまい、今回も戻ることはできませんでした。アジアの中で第9位、平均点を下回り、韓国、ベトナムよりも低く、前回は中国よりは上だったのですが、抜かれてしまう結果に・・・。ただスコアとしては伸びていルのですが、中国の方がさらに伸びているということですね。ちなみにアジアの中で一番伸びたのはタイで「非常に低い」から「低い」にレベルアップ、次に伸びたのはシンガポールでした。シンガポール強し。

このテストの受験者は任意で受験しているため、その国全体のレベルを代表するというわけではありません。レポートの中には「英語と社会」「英語とイノベーション」といった観点でも様々な分析がされています。

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こちらで詳細が公開されています。

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