2018年男女平等指数 日本とフィリピンの比較 + AI
世界経済フォーラム(WEF)から世界の男女平等の度合いを指数化した2018年のレポートが公開されていました。
これは政治、経済、教育、保健の4分野で男女の平等の度合いを指数化してランキングしたものです。
まずは総合順位からの比較(クリックで拡大します)
フィリピンは比較149カ国中第8位!アジア圏ではトップです。対して日本は110位、G7の中でも最下位でした。
Scoreの部分は1に近いほど男女平等度が高くなります。以下がスコアの平均値です。
平均値と日本、フィリピンのスコア比較です(クリックで拡大します)
健康に関しては同じスコアでしたが、それ以外は全てフィリピンが上回っています。
数値はわずかですが、教育についての差が気になったので調べてみたところ、日本は義務教育以降の教育課程においてフィリピンとの差が顕著でした。女性に教育は不要、と言われていた時代が確かにありました。
次がアジア太平洋地域に限ったランキングです。
お隣の中国、韓国もやはりスコアが低いです。
これは何となくですが儒教の影響とフィリピンの国教がキリスト教であることも関係があるのかと思いました。
そして2015年から始まったAIの分野での調査結果です。
AIの分野で職に就く人たちのジェンダーギャップです。
日本もフィリピンもTOP20にも入っていないのですが、日本はこちらもG7の中で唯一ランク外でした。
昔に比べて男女差はなくなって来ているのではないかという印象でしたが、どの国も変化しているので、こうして数値化して見るのは興味深いです。
CEBU IVYの留学生の男女比率も気になったので、今度調べてみようと思います。